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常滑地図

概要
常滑の伝統的な産業は窯業である。江戸時代後期に復興した常滑焼は、幕末に中国から導入された技術で斜面に連房式登り窯が作られ、大量生産が開始された。明治時代以降、陶管(陶製土管)やタイルの生産が開始され、 常滑の陶管は全国の上下水道管のシェアの大部分を占めるなど、産業資材や衛生陶器の分野において全国屈指の生産地に成長する。また、茶器、花器、鉢、置物などの民具の生産も盛んであり、江戸時代に生産が開始された朱泥の急須、 湯飲みなどの茶道具は常滑を代表する焼き物である。窯業の工場は伝統的な中心地である常滑地区を中心に市域の各地に点在しており、南部の小鈴谷地区では清酒「ねのひ」の盛田による醸造業も行われている。 農業は、知多半島の地理的条件から田畑が狭く、また大きな河川がないためにため池に頼り、水不足に悩まされてきた。しかし現在は愛知用水によって農業用水が供給され、土地基盤整備事業による区画の整理や、 農業用ダムの建設、機械化が行われて、近郊農業地帯になっており、主な特産品は、キャベツ、タマネギ、イチジクなどである。漁業は、知多半島西岸の伊勢湾海上で行われる海苔の養殖が特に盛んである。 海苔養殖業の他に底引き網漁業、採貝漁業、刺し網漁業、潜水漁業などがあり、主な水産物はアサリ、アナゴ、シャコ、ガザミ、クルマエビ、タイラギなどである。


南北に細長い常滑市では、中学校の校区や公民館、市の出張所などの公共施設において常滑市に合併する以前の5町1村の枠組みが原則的に踏襲されており、北から青海(旧大野町と三和村)、鬼崎(旧鬼崎町)、常滑(旧常滑町)、 南陵(旧西浦町と小鈴谷村)に分かれる。